Garmin の技術

血中酸素トラッキング機能

血中酸素は、運動能力に影響を与えるだけでなく、睡眠の質にも影響を与える可能性があります。
血中酸素トラッキング*¹は、フィットネスとウェルネスの範囲で身体の適応や反応を見ることのできる機能の1つです。現在、ガーミンでは様々なラインナップのウェアラブルデバイスに血中酸素トラッキングの機能を搭載しています。

血中酸素トラッキングを利用するメリットとは?

血中酸素レベルを知ることで、体調を評価し、フィットネスの目標を立てたり、適切なトレーニング強度を決定することが可能になります。例えば急激に変化する高度で野外活動をしている場合、変化の状況によって体がどのように反応しているかを知ることができます。
また、この数値を心拍数データと組み合わせることで、運動プログラムの有効性を評価するのに役立つさまざまな生理学的データを計算することができます。
*このデータを活用することで、睡眠時間やレム睡眠、睡眠中の身体の動きなどのデータをより深く理解することができます。

血中酸素トラッキングの仕組み

該当スマートウォッチ製品では、赤色LEDライトと赤外線ライトを利用することで、血中ヘモグロビンのライトの吸収状態をデバイスの裏に備え付けられたセンサーで読み取り、血中酸素トラッキングデータをデバイスの画面上で表示します。

血液中のヘモグロビンは、血中酸素レベルを検出するための鍵です。 ヘモグロビンに含まれる酸素のレベルが、赤色LEDと赤外線の吸収に影響を与えます。

オキシヘモグロビン
デオキシヘモグロビン
赤色LEDライト
赤外線ライト

高い酸素レベル
赤外線吸収 > 赤色LED吸収

低い酸素レベル
赤外線吸収 < 赤色LED吸収

オキシヘモグロビン
デオキシヘモグロビン
赤色LEDライト
赤外線ライト
ご注意
*1 本機能は自己診断又は医師への相談をはじめとする医学的な使用を意図するものではなく、疾病の治療、診断、予防を目的とした医療機器ではありません。