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安静時心拍数を下げることが
疾患予防になる

心拍数は1 分間当たりの鼓動の数を示す重要なバイタルサインの一つです。そして、その心拍数は年齢、性別、体型などによっても変化します。安静時心拍数は、平均60-80 回/分(bpm)とされており、運動不足の人で100bpmを超すことがあり、トップアスリートでは30bpmまで下がる人もいます。

この安静時心拍数は、死亡率とも関係していることが分かっています。その数値が高いほど心疾患発症のリスクが高まると言われています11。ある研究では、5070 人の循環器疾患のない成人を36 年間追跡しました。すると、1000 人の39-94 歳の男性を2 年間のデータでみると、1 分間の心拍数が85bpm以上の人では、65-74bpmの人たちに比べて、心疾患を発症した件数が2 倍以上という結果が出ました。なかには、心疾患による死亡率だけでなく、全体の死亡率と安静時心拍数が深い関係にあると報告しているものもあります。

動物の例をあげると、ネズミのような小さな動物は心拍数が高く、馬のような心拍数が低い大きな動物に比べると、寿命が短いという事実があります。また、さまざまな運動のなかでも、持久運動とヨガには安静時心拍数を下げる効果が示唆されています12

11. Cook, Stéphane. et al. Eur Heart J( 2006).   12. Reimers, Anne K.. et al. J Clin Med( 2018).

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心拍数

Garminのウェアラブルでは、光学式心拍計で24時間連続しての心拍数の測定を可能にしています。リアルタイムの心拍数はウェアラブル上で、毎日の心拍数の変動はアプリで確認できます。
安静時心拍数は、アプリ内で日ごとに表示されます。まずはその数値を確認してみましょう!

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