ABCウォッチが待望のフル機能マルチスポーツ対応に
高度計(Altimeter)、気圧計(Barometer)、コンパス(Compass)を搭載した多機能時計と、GARMINの専門分野であるGPS機能が付いたアウトドアウォッチfenixJが、登山のみならずランニング、サイクリング、ハイキング、スキーや水泳などのアクティビティにも対応した新モデル、fenix2Jとなりました。
機能が大幅に増えたものの、ボディのサイズは旧モデルとほぼ同等。
オプションのハートレートモニターHRM-RUNを装着してランニングするとVO2max(最大酸素摂取量)、リカバリーアドバイザー、ランニングダイナミクスなど次世代機能が使用できます。
その他、スキー/スノーボード実行時には速度や標高差など、スイム実行時には屋外でのスイムやドリル練習も可能です。
オプションのANT+アクセサリー、Vector-Jやスピード/ケイデンスセンサーと組み合わせればマルチスポーツにも対応、VIRB-Jと組み合わせればアクティビティをしながらリアルなアウトドアの撮影ができ、fenix2Jはあなたを飽きさせません。
また、スマートフォンアプリGarmin Connect Mobile(android/iOS)をインストールすると、fenix2JはBluetooth通信を利用してスマートフォンと接続し、現在走行している場所をリアルタイムにウェブ上で公開出来る「Live Tracking」機能も使用可能です。
友人やチーム間などで、自分が今どこを走っているのかを共有する事によって、よりトレーニングが楽しくなります。
もちろん、50m完全防水や最大50時間稼働の省電力モードはそのままに、操作方法もよりシンプルに簡単になりました。
準天頂衛星みちびき対応なので、アウトドア活動中でもより安定した衛星受信が行えます。
反射を抑える球面ガラスを採用しています。
- トライアスロン対応のマルチスポーツモード搭載
- スマートフォンと連携したデータ管理などのアプリ
- Garmin Connect Mobile(android/iOS)※fenix2Jと直接通信する事は出来ません - インターネット上での情報交換コミュニティー
- Garmin Adventure
- BaseCamp
- Garmin Connect - 通知機能(スマートノーティファイ)
- バーチャルパートナー
- 3軸電子コンパス
- バックライトにより夜間でも操作可能
- 稼働時間は通常使用で約16時間(毎秒測位時)
- 内蔵のデータを使い太陽と月の関係より、釣りとハンティングのベストタイムを計算します。
【日本版オリジナル機能】
- 準天頂衛星みちびき対応
- 自動ラップ機能の位置指定
- ナビゲーション時、コンパスページに残距離を表示
- ナビゲーション中の経由地・到着時にポップアップメッセージを表示
- ストップウォッチモード時にラップ数を表示
- ナビ中の経由地・目的地到着地時のバックライト点灯設定
最大酸素摂取量(VO2max) 【ハートレートセンサーHRM-Run対応】
人が体内(体重1kgあたり)に取り込むことのできる酸素の1分間あたりの最大量のことで、単位はml/kg/分。
最大酸素摂取量は専門機関での設備による実計測によって知ることができますが、fenix2Jは心拍数や運動負荷からこれを間接的に算定する機能を搭載しているので、誰でも手軽にその数値を知ることができます。
運動する際は酸素を取り込むことでエネルギーを生成するので、最大酸素摂取量は運動能力(全身持久力)の指標と言えます。
また、最大酸素摂取量を計測することで、5km,10km,ハーフ,フルマラソンの予想タイムを推定する「予想タイム」機能もあります。自己の最大酸素摂取量を知ることで、走力レベルの把握やトレーニング負荷コントロールに役立てることができます。


リカバリーアドバイザー【ハートレートセンサーHRM-Run対応】
fenix2Jではあなたの履歴データ並びに走行時の心拍数やペースの変動から、トレーニング終了時に「回復に必要な時間」をアドバイスしてくれます。
また、次回走行時にはスタートしてからしばらくすると、回復の度合いを「グッド(良い)」「バッド(悪い)」「ノーマル(普通)」で示してくれるので、そのトレーニングでの負荷のかけ方の参考指標となり、より効率的で安全なトレーニングを行うことができます。
ランニングダイナミクス【ハートレートセンサーHRM-Run装着で利用可能】
より少ないエネルギーで走れる能力「ランニングエコノミー」を左右する要素でもある上下運動幅、ピッチ、地面接地時間を計測することができます(「ランニングダイナミクス機能」)。
上下動
ランニング時に身体がどれぐらいの幅(cm)で上下運動しているかがわかります。
身体の上下運動が大きいと、それだけ無駄に体力を消耗してしまいます。また足への負担も大きくなってしまいます。GARMIN社による調査でも経験の浅いランナーより経験を積んだランナーの方が上下運動が小さい傾向を示すことが分かっております。
目線が上下に揺れないことを意識し、よりエコノミー(省エネ的)なランニングフォームを身につけましょう。
ピッチ
1分間あたりの歩数を計測できます。ランニングスピードはピッチとストライド幅で決まります。
GARMIN社による調査では経験を積んだランナーほどピッチ数が多い傾向を示していますが、歩数でスピードを稼ぐピッチ走法やストライド幅を大きくとって走るストライド走法があるように、自身に適した走法は個人差があると思います。
自身の現状のピッチとストライド幅を把握し、より快適と感じるピッチはどれぐらいなのか?ストライド幅を広げた場合のピッチはどうなるかなど、あなたのトレーニングの質の向上に役立てて下さい(無理なトレーニングは故障の原因となるので注意しましょう)。
地面接地時間
足が地面に接地している時間を計測することができます。
足の回転をあげれば無論接地時間は短くなりますが、接地時間はエコノミー(省エネ的)な走り方をできているかどうかの把握にも役立ちます。
例えば、ランニングでは背筋を伸ばし、腰が高い位置で走り、重心の真下辺りで接地することが望ましいとされます。腰が中腰のように落ちてしまうと接地時間が長くなり、足への負担も大きくなるからです。
また、より地面からの反発を得て前進できるようなランニングフォームであれば接地時間は短くなります。GARMIN社の調査でも経験を積んだランナーほど接地時間は短い傾向を示すことが分かっております。接地時間も目安にランニングフォームの改善に役立ててください。



スキー/スノーボード対応
スキーまたはスノーボードは滑走時間、滑走距離、最高速度、平均速度、標高差、滑走本数を専用のデータページで表示します。
また、リフトに乗るとタイマーを自動停止する事も設定可能です。
スイム機能
屋外でのスイム計測の他、内蔵のGセンサーを利用することで屋内プールでの泳法認識やストローク回数などスイム専用のアクティビティデータが取得可能です。
また、ドリル練習機能も搭載しており、ドリル練習時でも距離や時間を計測する事が出来ます。
Live Tracking機能
「Live Tracking機能」とは、スマートフォンアプリGarmin Connect Mobile(android/iOS)をインストールし、Bluetooth通信を利用してスマートフォンと接続すると、現在走行している場所をリアルタイムにウェブ上で公開出来る機能です。
友人やチーム間などで、自分が今どこを走っているのかを共有する事によって、よりトレーニングが楽しくなります。
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スマートフォン画面 | PC画面 | LiveTracking開始画面 (スマートフォン画面上) |

Gセンサー内蔵
fenix2JにはGセンサーが内蔵されています。悪天候で外でトレーニングが難しい日の屋内トレーニングやトンネル内など、GPSが受信できない環境でもフットポッド装着の必要なくスピード、距離はもちろん、ピッチ、ストライド幅(Garmin Connect上のみ表示)などのデータを計測します。
ボディ内蔵のみちびき対応高感度GPSアンテナ
みちびきは日本が整備を開始した独自の測位システム。準天頂衛星システムと呼ばれ、日本の空の真上に長い時間留まるような軌道を描いて飛んでいます。真上ですので、高いビルや深い渓谷でも電波が遮られるケースが少なくなり、安定した受信が可能になります。
また、多くのGPSウォッチはGPSアンテナがボディ内に収まらずベルトの一部としてデザインされていましたが、「fenixJ」は製品全体の集積度をアップと高感度化により、このアンテナを本体内に収める事に成功しました。※「みちびき」は今現在1機での運用、1日の内8時間の「補完信号」の利用が可能。
電子コンパスと気圧高度計
電子コンパス
GPSは測位により自身の位置は特定出来ますが、向いている方角がわからないために、複数の測位データを元にそれを計算で割り出しています。電子コンパスは地磁気を元にするため即座に方角がわかります。3軸コンパスは機器を水平にせずとも、正しい方角を示すことができます。
気圧高度計
GPS測位により緯度経度の座標以外に高度も知る事が出来ます。しかし、水平方向の緯度経度に比べて垂直方向の高度は、精度が劣るという特徴を持っています。高精度の気圧センサを併用する事で、より精度の高い高度情報を得ることが可能となり、微妙な上昇下降などのトレンド情報も確認可能です。また、移動していない停滞時には定点での気圧変動を知る事も出来ますので、移行の天気予測にも役立ちます。
ワイヤレスデータ通信
ワイヤレスデータ通信機能を持ったユニット間では、ポイント、軌跡、ルートの各データがケーブル不要で送受信可能です。例えば、登山口に集合したメンバー同士でその日のルートデータを共有する事も可能です。
※データの送受信の際は、両機器の操作を行う必要があります。
各種ANT+センサー対応
fenix2JはANT+センサー対応の拡充により、ハートレートセンサーや温度センサー、ジオキャッシュビーコン、フットポッドとペアリングすることで、心拍数外気温度などのデータが取得できます。
その他ウェアラブルカメラのVIRB-J、クランクアームの回転数の計測が可能なスピード/ケイデンスセンサー、Garminのパワー計・VectorJが可能なので使える場面がより広がります。
ワイヤレス通信でVIRBをリモート操作
GarminのアクションカメラVIRB-Jとワイヤレス通信で接続することで、機器からVIRB-Jをリモートコントロール(遠隔操作)する事が出来ます。
ヘルメットなどにカメラを装着して走行開始すれば、VIRB-J本体に触れずに迫力のある映像や静止画がfenix2J本体から操作・撮影することができます。
通知機能(スマートノーティファイ)
Bluetooth Low Energy(BLE)をペアリングすると、スマートフォンの着信とメッセージの通知をfenix2Jの画面で確認することができます。
アクティビティ実行中に着信があっても、中断する必要も、スマートフォンの出し入れも必要ないので煩わしさが減少し、アクティビティに集中できます。
スマートフォン連携とコミュニティー
fenix2JはBluetooth Smartに対応しています。アプリケーションと接続方法によって、様々なデータ管理や情報交換ができます。
■スマートフォンアプリとBluetooth経由で直接通信
クラウドのデータ閲覧
PCとUSBケーブルでfenixJを接続すると、「Garmin Connect」ではアクティビティの情報交換が可能です。「BaseCamp」では保存した軌跡やポイントの他、画像などのデータもアップロードできます。
■myGarminアカウントのクラウド領域やガーミンコネクトのデータをスマホに表示
Android/iOS対応機器で動作する、「GarminConnect Mobile」ではフィットネスのアクティビティーデータが閲覧可能です。