人気ハンドヘルドGPSがBluetooth機能とGLONASSを実装
従来のどんな角度でも受信感度に影響が出づらいクアッドヘリックスアンテナ装備の他、日本が整備を開始した独自の測位システムみちびきと、ロシア版の全地球測位システムGLONASSにも対応となり、受信感度はハンディGPSカテゴリー最高性能を誇っています。
みちびきの特徴は準天頂衛星システムと呼ばれ、日本の空の真上に長い時間留まるような軌道を描いて飛んでいるので、高いビルや深い渓谷でも安定した受信が可能になります(「みちびき」は今現在1機での運用、1日の内8時間の「補完信号」の利用が可能)。
その他、スマートフォンアプリGarmin Connect Mobile(android/iOS)をインストールし、スマートフォンとGPSMAP64SJをBluetooth接続することで、現在走行している場所をリアルタイムにウェブ上で公開出来る「Live Tracking」機能と、お持ちのスマートフォンにメールや電話などの着信があった際に、GPSMAP64SJの画面にも通知する通知機能が新たに追加されました。
オプションのハートレートセンサーや温度センサー、ジオキャッシュビーコン、フットポッドとペアリングすることで、心拍数、外気温度などのデータが取得できます。
また、GarminのアクションカメラVIRB-JとANT接続すればリモート操作が行えるので、アウトドアアクティビティ中の迫力ある映像や、スリルの瞬間など、貴重なシーンの撮影も可能にします。
- 磁気を元に動作する三軸コンパスにより、停止状態だと方角がわからないというGPSのウィークポイントを克服
- グラフによる履歴表示も可能な気圧高度計はGPS高度の測位誤差をカバー
- LCDバックライトにより夜間でも操作可能
- 内蔵メモリにはベースマップ1/20万日本全国道路地図(オートルーティング対応)を収録
- アイコンと名前が登録可能なユーザー登録ポイントは2000個所まで、行きと帰りで反転可能な直行ルートは200本まで登録可能
- 位置フォーマットは、緯度経度、UTM座標、LoranTD、Maidenhead、MGRS、usergrid他
- 別売のケーブルによりNMEAプロトコルをサポート。オートパイロットなどマリン機器との通信も可能
- 内蔵のテーブルを使い太陽と月の関係より、釣りとハンティングのベストタイムを計算
プロの要求にも応える従来の機能
クアッドへリックスアンテナ
4本のアンテナがヘリカル状に配置されたクアッドへリックスアンテナは、広い指向性を持っているため、立てても横にしても寝かせても斜めにしても、安定して衛星信号が受信出来ます。
カラーTFTディスプレイ
半透過型ディスプレイは強い日差しの下や晴天の雪上、または暗闇など、通常のディスプレイでは到底太刀打ちできないような厳しい条件下でも視認性が確保できるのが特徴です。
電子コンパス
GPSは測位により自身の位置は特定出来ますが、向いている方角がわからないために、複数の測位データを元にそれを計算で割り出しています。
電子コンパスは地磁気を元にするため即座に方角がわかります。3軸コンパスは機器を水平にせずとも、正しい方角を示すことができます。
気圧高度計
水平方向の緯度経度に比べて垂直方向の高度は精度が劣るという特徴がありますが、高精度の気圧センサーを併用する事で、より精度の高い高度情報を得ることが可能となり、微妙な上昇下降などのトレンド情報も確認可能です。
また、移動していない停滞時には定点での気圧変動を知る事も出来ますので、移行の天気予測にも役立ちます。
グローブをはめたままでの操作も明確
GPSMAP64SJはアウトドアで使用する事を前提とされているので、グローブをはめたままでのボタン操作感が明確です。
ボタンによる確実な操作が可能ですので、タッチスクリーンが苦手な方にもお勧めです。
地図の格納で用途に応じた活用
日本国内のカーナビレベルの詳細道路地図、二万五千分一地形図、航海参考図や、世界各国の道路地図、地形図等、ガーミン社がラインナップしている様々な詳細マップがご利用頂けます。使用用途に応じて地図をご活用頂けます。
LiveTrackで現在地をリアルタイム公開
Bluetooth SMARTを使用して、GPSMAP64SJとGarminConnect mobileを接続することでLive Track機能が利用できます。
このLive Trackは、現在の自分の居場所をリアルタイムにウェブ上で公開出来る機能です。
友人やチーム間など、自分が今どこにいるのかを共有する事によって、アクティビティがより楽しくなります。
スマホ連携で便利な通知機能
Bluetooth smartをペアリングすると、スマートフォンの着信とメッセージの通知をfenix2Jの画面で確認することができます。
アクティビティ実行中に着信があっても、中断したり、スマートフォンの出し入れの煩わしさが減少し、アクティビティに集中できます※1。
※1 スマートフォンの機種によっては本機能が正常に動作しない場合もございます。動作確認済み機種に関しては近日公開予定になります。
アクションカメラVIRBをリモート操作
GarminのアクションカメラVIRB-Jとワイヤレス通信で接続することで、機器からVIRB-Jをリモートコントロール(遠隔操作)する事が出来ます。接続が完了すればVIRB-J本体に触れずにビデオも静止画もボタン一つで撮影することができます。
ワイヤレスデータ通信
ワイヤレスデータ通信機能を持ったユニット間では、ポイント、軌跡、ルート、ジオキャッシュの他、GPS64SJではフォトナビ、カスタムマップのデータ通信が行えます。
ケーブル接続が不要なので、登山口に集合したメンバー同士でその日のルートデータを共有する事も可能です※2。
※2 データの送受信の際は、両機器の操作を行う必要があります。
無料地図管理ソフトBaseCamp
Garminの無料地図管理ソフトBaseCamp上で、GPS64SJに保存された位置情報など、地図データに関する情報の確認ができます。
また、お持ちのスマートフォン( iOSのみ)にベースキャンプモバイル(BaseCamp Mobile)アプリ※3をインストールしてGPSMAP64SJとBluetooth接続することで、取得したデータをスマートフォンの地図上でも確認ができます。
その他、Garmin社のサーバー上に存在するクラウド領域とデータ交換する事も可能です。旅先で思い立ったその時に、クラウド上に準備しておいたルートデータをその場で対応機器に転送する事が可能です。
※3 2015年10月21日をもってサービスが終了となりました。